1949-11-14 第6回国会 参議院 水産委員会 第5号
○公述人(田中正雄君) 現在の漁業権の中には、持主が分れているのでございます。即ち、旧漁業会が持つているものと個人が持つているものとあるわけでございます。従いまして、漁業会の持つている漁業権というものは、これは漁業会の大切な財産であり、今後漁業会がこれを基礎にして発展して行かなければならない前提として漁業会がこれを獲得したものでございます。従いまして、これらの漁業権につきましては、組合を新しく作ると
○公述人(田中正雄君) 現在の漁業権の中には、持主が分れているのでございます。即ち、旧漁業会が持つているものと個人が持つているものとあるわけでございます。従いまして、漁業会の持つている漁業権というものは、これは漁業会の大切な財産であり、今後漁業会がこれを基礎にして発展して行かなければならない前提として漁業会がこれを獲得したものでございます。従いまして、これらの漁業権につきましては、組合を新しく作ると
○公述人(田中正雄君) 修正意見として申し上げた点が、必ずしも通るとは考えられない場合もあるかもしれないのでございまするが、その場合におきましても、悪いところは今後の経験或いは実績に照しまして、どんどん修正して行かなければならないと思うのでございます。この点は、漁業法に限らず、如何なる政策におきましてもかようでなければならないと思うのであります。従いまして、單に一二点の問題が解決しないがために、漁業法案
○公述人(田中正雄君) 私は京都府漁業協同組合連合会の専務理事でございます。 京都府における漁業の実態と協同組合の理念に立脚いたしまして、問題に対する意見を述べさして頂きます。 先ず二の問題でございますが、定置漁業の範囲を水深十五メートル以内にするかしないかということにつきましては、例えば二十七メートルという案があるようでございまするが、私は二十七メートル、或いはこれは三十メートルになつても構わないと